笑ってくれたら、いいな ~毒親の私と不登校の息子~

毒親だった私、幼い子供の心は傷ついて現在不登校になっています。私の反省と息子のこれからを綴ります

不登校 中学進学問題

めっきり寒くなってきましたね

今日は、小学校で不登校だった息子の中学進学について

私たちの選択をお話しします。

息子は、小学校3年生あたりから少しづつ

周りの子からされる、嫌な事が増えていった気がします

帽子に鉛筆で落書きされる

机に唾を飛ばされる・・

座ろうとした椅子を引かれる

手を洗った水を、顔めがけてかけてくる

あぁ・・きりがないですね。

今思い出しても、なかなかのレベルに感じます

これを何回もされたら、病みますよ。

普通なのかな?男の子の世界は。

 

五年で2週間ほど行かなくなり、午後だけ行く日も増え

六年では、ほぼ三学期が不登校でした。

 

小学校で不登校の場合、学区の中学って本当に希望が持てないんですよね

我が子の場合は嫌がらせをされるのは、目に見えています。

 

カウンセラーさんには、やる子も成長するから、大きくなっていくと

しなくなるんだけどね

とか言われましたけど、それを待つの?って思っちゃいましたね

(本当はやる側がカウンセリング必要じゃない?って思うんですけどね。)

 

それで、私は五年生のときに教育委員会に転校について聞いたら

いじめなどの案件については、すぐに転校可能というお言葉をいただきました

結局六年生まで在籍しましたけれど・・

卒業式は行きませんでした。

 

本人の意思で、中学は学区外の学校に決めました。

市にもあっさり受理されました。感謝しました。

頭が固い教育委員会もまだまだあるようなので・・

 

本人の意思で決められて良かった。

六年の三学期を休んだおかげで、少し前向きになれたようです。

あと、この間は、支援教室にも通っていました。

2時間だけの登校ですけれど、やっぱり外に出ることと

朝しっかり起きること。人と話すこと。

これは支援教室のおかげで、継続することが出来ました。

(支援教室は復学することを目的としているけれど、私はまったく学校に戻る気はなく、新しい中学で円滑になじめるように、を目的に通わせていました。)

あと、自分ひとりじゃない。不登校のお友達というのにも初めて出会って

安心したようにも見えました。

ほんの数か月でしたが、笑顔を取り戻すことが出来ました。

 

そんなこんなで、1からのスタートが切れて良かったです。

友達もできました。

でも・・やっぱりね、嫌がらせする子はいます。

ただ、そういうことをする子が一人なのか複数なのか

それによっても大きく対応が違ってきます。

今回は嫌がらせをする子が一人なので、しかも被害者が複数いるので

(息子の言い分を先生に)話しやすくて良かったです。

 

学校がだめなら・・

小学校でいじめ・嫌がらせと感じる事案を複数経験して

私の子供は高学年になり、不登校・登校を繰り返すようになっていました。

私自身も、どこに活路を見出せばいいのか苦しい時期がありました。

 

学校に望みはない。勉強は、オンラインでなんとかなる時代。

さて・・どうしたものか。

人との関りは、苦手なのは仕方ないとして

全くの0にするのはリスキーだなぁと考えていました。

 

子供には「学校は行かなくていいから、何かはじめてみない?」

と聞いてみたら、拒否反応はなかったので、同じ学校の子がいない地区の

習い事に活路を見出しまして。

とりあえず複数体験させてみました。

結果、子供が「通ってもいい」という習い事が見つかり

通い始めました。

 

同学年のお友達も2人出来て、しかもとっても気持ちの良い子たち。

不登校中で人間不信だった我が子には、彼らの存在は大きかったです。

まぁ、実際は入って一か月目は、友達もいないし、キツイ子が居たみたいで

「やっぱり無理かもぉ・・」

なんて話していましたが、しばらくしてその子がいなくなって・・

運よく続けられています

 

学校がダメなら、別の場所に居場所があれば、それでいいと思いました。

そんなこんなで、その習い事はもうすぐ3年目を迎えます。

 

はまっているほどの習い事ではないとは思うのですが

でも、横のつながりを大切に思っているようで

やめるとは言いだしません。

 

学校はいつ不登校になるかわからない

そんな中、親子ともども周囲に気を使うことなく、コンスタントに

通い続けられる「習い事」をはじめたことは

大きなステップであり、今現在も大切な学びの場です。

 

新型コロナの影響が不登校?

不登校についての検索をしているからか

あちこちで「不登校が昨対2割増」

そういうニュースを見かける。

 

大人たちは原因を考えたがるから

「コロナ」に押し付けるけど、私個人としては疑問。

まぁ何かに押し付けるほうが大人は楽だし

コロナを理由にするのは、政府としては楽だよね。

ひきがねの一つではあったと思うんだけれど

それだけ、我慢して登校していた子たちがいたってこと。

それが露呈したわけで、すごい社会問題だって思うし

私は明るみになって良かったって思う。

 

私はコロナが収束しても、不登校は増加し続けると思っていて

それは

大人の世界が「幸せ」ではないと感じている人が多くて。

むしろ増加していると感じるから。

そして、そこにぶら下がっている子供たちが更に影響を受ける。

先に幸せを感じられない。

未来への不安・・希望が持てない子供が多いんじゃないかって

私は思っています

 

自己肯定感が低い大人たちも(自分を含め)問題だろうな。

私みたいな大人にとっては、子供に自己肯定感を育ませること、本当に難しい。

 

大人の使命は楽しく毎日を過ごすこと、その姿を見せること

たくさん笑う事

そして未来に希望を感じさせること

なんかの本で読んだなぁ。

 

難しいなぁ。。まずは笑おうかな。

そして、とにかく・・褒めよう。

 

 

まぁ、そう簡単には行かないよね

昨日は先生から、いじめっこに話があった日

今日は、どんな風になるのか考えすぎて気持ちが重くなっちゃったのかな?

起きてこなくって。

父に諭され、結局父が車を出して登校に至りました。

 

不登校って親は原因を探りたがりますよね

理由がしっかりしてるなら取り除いてあげたいって躍起になります。

我が家の場合はそれが「嫌がらせ」にあたるわけなんですけど

うーん、嫌がらせだけなのかなぁ。

学校という場がいやなんじゃ?とも思うわけなのですが

とりあえず、我が家はネックとなる部分を取り除いてあげて

学校は、なるべく行くものというスタンスです。今のところ。

学校での学びは、勉強以外にあるためと考えるからです

 

小学校の時は、先生に介入してもらったものの

嫌がらせは収まらず。もう学校へ行くのを諦めた時期もありました。

今の中学については、担任の先生が他の先生とも共同で

いじめっ子を監視していきます

と話してくれたこともあり、なるべく行けたらいいなぁとは思っています

 

まぁ不登校、一度なるとぶり返したり、そういうのあるわけで・・。

心はそんなに簡単ではないよね。

 

急展開からの三連休

息子は金曜日も学校に行けませんでした

私は、一人の子から受けている嫌がらせだけではなく

その他にも理由があるのではと勘ぐっていました。

 

しかしそれは杞憂だったようで

完全にその一人の子からの嫌がらせで心が病んだようです。

他の子は気持ちの良い子だから、頑張りたいという話も出てきました。

 

たった一人なら避けられるのでは?と私は思いました。

人の避け方がわからないのかなとも思いました。

でも、私も社会人の時、一人の社員から日々怒られ、しまいには

生活面まで注意されるようになってきて、心を病んだ時がありました。

周りも見て見ぬふりです。そういうものです。

 

そういうときのために上司だったり、先生がいるわけで。。

 

当然、もっと前から私と主人は、先生に相談したら?と話をしてきました。

ただ、小学生の時に、先生に相談したときのことを思い出すのでしょう

 

みんなの前で、注意をする先生の姿。(つるし上げです)

うなだれる、いじめっこ。

周囲からの視線。

 

大事になってしまった、周囲からの視線を息子は感じ続けました。

こんなにしたかったわけじゃないのです

ただただ、やめてほしかった。それだけなのに・・

相談するんじゃなかった・・

 

みんなの前でこれみよがしに、怒りたいのは先生のエゴ。

そこでプライドが傷ついたいじめっ子達はどうすると思いますか。

好転するわけがないです。

先生に相談すると、逆に事態が悪くなる・・息子の経験からの思い込みです。

 

話はそれましたが、そういう経緯があって

先生に息子から直接相談が出来ませんでした。

しかし不登校が続き、ついに父親の登場です。

彼は口は悪いところもありますが、とても思いやりのある人なのでこういう時

本当に頼りになります。ありがとう。

 

まず休む原因は一つであることを確認して

もう先生に相談するしか道がないということを話し

その数時間後には、学校へ息子と行ってきてくれました。

 

今の中学の先生は幸運なことに、とても温厚で聡明な先生。

このような事案の時も息子の気持ちを第一に、そして今後の流れも息子に確認しながら、対応してくれました。

加害者に対しても、つるし上げなんてことはしない。別室で対応するから

加害者のプライドも守られる。

 

先生「●●君からは、謝ってほしい?」

息子「それはいりません、やめてもらえたらそれでいいです」

先生「わかりました。先生から●●君に今回の話をするから、その後●●君が変わったと感じなかったらまた教えてもらっていいかな?」

息子「はい」

 

息子は何をされたのかなど、詳細に話すことが出来た。

おなかが痛くなるまで緊張はしていたけれど

とてもスッキリとした顔で帰宅したのです。

 

そんなわけで、久々に穏やかな三連休を送っています。

来週はどんな週になるのか・・心配ではありますが

とりあえず、前進だとおもい、あと1日のお休みをゆっくりと過ごしたいです

親の、気持ちを切り替える段階

今日は・・昨日に体力を使い果たしたのでしょう

全く起きられませんでした

この毎朝のやりとり・・不毛です。

いっそ、行かないと決めたほうが子供も私も楽なんですけども

今のところ、まだ家庭の中ではそこが曖昧。

 

行く・行かないは置いておいて

きちんと起きて!と言いたくなる気持ちを抑えます。

(まだ私の中に不登校への理解がなされていない証拠なのかな)

他の兄弟の中には、学校嫌いといいながら行っている子もいて

この違いはなんなの?と思う自分もいます

(兄弟でも比較しちゃだめ、彼個人を見なきゃと自分に言い聞かせます)

 

さて、行き渋りから完全に不登校になってきてしまいました

子供には、行きたくない理由を聞きたいのですが

色々見ていたらそういうのは、間違っていると書いてある。

 

一応、●●君からの嫌がらせということだけど

私はそれは引き金だったことに違いないけれど

実はそれだけじゃないのでは、と思っています。

●●君とのことを解決したら行けるのかどうか

そこだけは、ハッキリさせられたらなぁ。

今日の息子

昨晩は行く気持ちを見せていたけれど

やっぱり今朝になると、ふにゃふにゃに生気が抜けています。

どう声をかけるべきか、いつも悩みます

もう行かない決断をしたほうが、心から安息できるにきまってる

でも頑張りたいのだという気持ちにも、背中を押してあげたい

 

最近は学校に行くことが大切なのではなくて

今後、彼がどういう風に生きていきたいのか

どういう選択をすれば幸せに近づけるか

そういうことばかり考えています。

親として何ができるんだろう

何もできないのかもしれないけれど

力になりたいのです。

 

彼は結局うなだれながらも行く・・といって

フラフラしながら起きてきた。

休ませるべきなのではないか・・そんな気持ちがグルグルしながら

私は車で見送ることにした。

体調悪くなったら、保健室に行ってね

そんなことしか言えない

彼の気持ちにプラスになることなんて何も言えない

自分の非力さを感じずにいられない。

 

自分はなんてだめなんだろう、そう責め続けている彼を

私はどうやって救っていけるんだろう。

 

帰ってきたら、よく頑張ったねと伝えよう。

彼には響かないだろうけど、しっかりと言おう。

私からは何も問うことはせず、そして自分の意見は言わない。

彼がもし語るなら、それを反復してすべてを受け止める。

うん、そうしよう。